こんにちは！ずんずんです。
新刊は売れてるんだか？売れてないんだか？
売れてるの？みたいな感じですが、編集さんの視線に怯えながら私は生きてますが私は元気です。いえ、そんな編集さんはいい人なのでそんな・・・。
ブログを宣伝ばかりしているとオーディエンスに飽きられちゃいそうだと思ったので、今日は頭のよくなる話をしようと思いました。
そう、
私とスピリチュアルの話です。
まって、いかないで・・・！聞いて・・・！
スピリチュアルは女の風俗と言われています。
私は女ので風俗がいかなるものか想像の範囲内にすぎませんが、あれでしょ？
あそこの店にいい子いるんだよね
って言われれば、みんな行くんだろ？
女性にとってのスピリチュアルもそのようなものです。
どこかに優れた占い師と聞けばそこに向かい、どこかにパワースポットがあると聞けばそこに向かう・・・しかも女も３０で独身になると、お金がありますから、
飛行機乗って占い師に会いにいったりするんですよね。
私はスピリチュアルが好きかと言われれば、イエスorハイ。
若かれし頃から誘われるから行くというのを繰り返しておりましたら、だんだん普通の人よりすごいスピリチュアル経験者になってしまいまして、
音叉をチャクラに置くやつね？わかる
みたいなレベルになってしまいました。何を言ってるかわからねぇが音叉をチャクラに置いて波動を高めるのがあるんだよ・・・波動って何って言われても困るんですが・・・。
というわけで、最近難しい話が続いていたので、ここで私のスピリチュアル列伝をお話したいと思います。
スピリチュアルナンバー１番：口コミの占い師
占い師ってその辺の路上にいる感じの人だと迫力が足りないんですよね。
やっぱり、人の紹介だけで占ってくれる占い師じゃなければ・・・。
私が外資系OLだったころ、なぜか外資系のおねーさまがたは大変スピリチュアルがお好きな方が多く、やはり女は金を持ってるとスピか筋トレに走るといったところでしょうか。そんな同僚のおねーさまとお話していたところ、
「ずんずんさん（仮）、ここの占い師すごいよ」
といって、某都内の雑居ビルで、紹介された人だけを占っている占い師を紹介されました。前述しましたように、スピリチュアルは女の風俗ですから、同僚に紹介されたら友情にかけて行かなければいけません。
こういう口コミの占いは高いんですよね。一万円から二万円するんですが、それでも友情にかけて行かねばならないのです。
というわけで都内某所の薄暗い雑居ビルに向かった私ですが、小部屋に通され、そこには５０代ぐらいの男性の占い師がおりました。
全身真っ黒な服を着て、気だるそうな目をしたその占い師は、
私が１０分遅刻してきたことにマジでキレていました。
スマンかった。
すげえ嫌そうな感じでその占い師はタロットを引き、私の手相を見て、
君は３２歳で結婚して、子供３人できるね！
と言いました。
当時２０代だったため、私は
「３２歳？！遅すぎない？！」
とその占い師の方に言ったのですが、その占い師の方は
「結婚できるんだからありがたいと思え！」
と言ってきました。
ひ、ひどい・・・
その通りだったのですが、３２歳までの孤独をどうやって生きればいいんだ・・・と当時の私は絶望したものです。
え？今？いくつだって？
永遠の２７歳の熟女だから、いつまでたっても占い師の言ってた通りになりませんね？どうしてでしょうね（真顔）
ちなみJJ (熟女）になると孤独もおいしくたべれるようになります。むしゃむしゃ。
スピリチュアルナンバー２番：ヒーラー
ヒーラーとはなんなのだ・・・？
よくわからないですが、ヒーラーなるものをを紹介された私は、ヒーリングなるものを受けることになりました。
これもやはり、
「ずんずんさん、すごいヒーラーがいるよ！」
と紹介された気がするのですが、これも友情にかけて行かねばなからなかったのです。
高かった・・・。
どうでもいい豆知識ですが、ヒーリングは占いより高いです。
ヒーリングってよくわからないんですが、なんかよくわからないんですけど、
癒し？
癒し？（二回目）人生の悩み事とか話してる間に、なんかこう・・・スーパーパワーで前世の因縁とか絶ってくれるんです。何言ってるかさっぱりだけどそうなんです・・・。
このヒーラーの方は前世も見れるとのことで私の前世も見てもらいました。
やっぱり輪廻転生しまくってますから、何度も死んで何度も生まれ変わってるわけですよ。柔和そうな、白い肌をした中年のヒーラーの方は、
私は前世で７回ぐらい生贄になっている
と言いました。
７回・・・１回や２回ならまだしも７回かも生贄になってしまうなんて、なんて勤勉なんだ・・・と私はうなだれました。
そしてヒーラーの方は、
宗教上の神のために死んだりしないで、自分のために生きて
と言ってくれました。
まったくだ。
スピリチュアルナンバー３番：シンガポールの占い師
シンガポールにいた私は、日本に帰るか帰らないか迷っておりました。
そんな折に、友人から
「そんなに迷ってるなら、いい占い師がいるよ！」
と紹介してもらったのです（涙）またこのノリか・・・！と思いましたが、この友人は世界トップランキングのMBA スクールを出ているのです。
そんな彼女が薦める占い師は、元ファンドマネージャーです。
なんかすごそう・・・。
彼女曰く「占星術は統計学だからね！ファンドマネージャーは数字を扱う仕事だから、彼の占いはすごいよ！」とのことで、
MBAホルダーが薦める占い師ってなんかすごそう・・・ということで友情の名にかけて（以下略）行ってみたのです。
あっついシンガポールの、雑居ビルにその占い師はおりました。
初老の男性で彼は某外資系金融でファンドマネージャーをやっていたといい、私が日本人だとわかると、
富士山でスピリチュアルツアーをした話をしてくれました。
なんだよ、スピリチュアルツアーって・・・。
世の中いろんなツアーがあるものですね。
彼は私の生年月日をヒューレッドパッカードの古いラップトップに打ち込むと私の星座図？みたいなものを出してきました。それを見るなり彼は、
なんで、君、ここにいるの？
君のスター（星）はここにはないよ
早く日本帰れ
と言われました。開始５分で私の悩みは解決しました。
そして、占い師は、私の向いている職業で
「君はサイコテラピストとか占い師が向いてるね！みて！この座標が私とほぼ同じだよ！占い師向いてるよ！」
と言ってきました。占い師だと・・・？
ちょっと困惑した私は「私は占い師よりコーチになりたいんですけど・・・」といったところ、占い師は
「それだ！それがぴったりだ！！！」
と全肯定してくれました。
ものすごい自己肯定感が高まりましたよね。
というわけで、日本に戻ってきました。
嘘です。占い関係ありません。
ちなみにシンガポールにはめちゃくちゃ当たるおみくじが引ける寺があります。
気になる人は行ってみてね！
観音堂(Kwan Im Thong Hood Cho Temple) | シンガポール旅行観光.com
以上が私のスピリチュアル体験になります。
まだまだいろんな人には言えないスピリチュアル体験があるのですが、今日はこれまでにしておきます。
スピリチュアルって心のマッサージだと思うんですね。
でもハマりすぎたらご用心です。
スピリチュアルにはまっちゃうと、スピリチュアルホッパーといって、
自分にとって都合のいい答えをくれるスピリチュアル、占いだったりヒーラーだったりを転々としてしまうわけです。
誰かがあなたを救ってくれることはまずありません。
大いなる存在が突如現れることもありません。
どんな時でも自分で自分を救うことを忘れないでください。
自分で自分を救うことは、人に頼ることも含まれますからそこを忘れないでくださいね☆
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