家族ってやっぱりなにやかんやで似てますよね。
話し方、口癖がよく似てきます。
同じところに住んで、一番長い時間を過ごすもんだから、やっぱり考え方も似てきます。
親が人生はつらいものだといえば、子供は人生はつらいものだと考えるようになりますし、好きなことでお金になんて稼げないよと親が言えば、子供は好きなものでお金は稼げないと考えるようになります。
こんなふうに考え方はある意味、遺伝されていくわけです。
ここではあえて遺伝という言葉を使いましょう。
毒親からの毒は、子供に引き継がれ、そのまた子供にも引き継がれることが大体です。
途中で誰かが気づいて、断ち切ることができたら、その遺伝は終わるでしょう。
さて、話し方、口癖、立ち振る舞い…そして考え方は遺伝されていきます。
それでは、「感情」についてはどうでしょうか?
感情面において、一番顕著に、親から子への「譲受け」が行われるのは、「怒り」という感情ではないでしょうか。
例えば、物を落としたりして大きな音を立てて怒鳴られていた子供がいるとします。
怒鳴られて怒られれば、怖いですよね。
だからおびえます。
その子が大きくなって、自分ではない誰かが大きな音をたてたりすると、何が起こるでしょうか?
なぜかイラっとするんですよね。
その音を立てた人間が自分の子供だった場合は「怒鳴る」ようになります。
昔は怒鳴られたことを怯えていたはずなのに、なぜ「怒る」ようになってしまうのでしょうか?
なぜなら、大きな音を立てたら怒っていいものだと思ってしまっているからです。
ここにあるのは「自分は怒られ続けて、耐えてきた。それがどうしてお前はできないんだ?」という怒りです。
「自分ができたこと」が、「相手ができない」という怒りです。
この怒りは厄介で、相手は自分の子供だけでなく、自分のパートナーや
部下、場合によって上司に対しても怒りを感じたりします。
でも、ここで考えてみてください。
その怒りって本当にあなたのものなんでしょうか?
自分が怒られてきたから怒るというのは、本当に自分の怒りなのでしょうか?
ただやられてきたから繰り返しているだけなのではないでしょうか?
変な話、人は必ず怒らねばいけない時があります。
それは自分の尊厳がないがしろにされた時です。
親から引き継いだ怒りをただ繰り返しているだけならば、それは自分のものでなく、与えられた借り物の怒りなのかもしれません。
そんな怒りは本当に必要なんでしょうか?
いつも怒っているようであれば、考えなおすときが来てるのかもしれません。
なんでこんなに怒っちゃうんだろう?
そんなときはぜひコーチングを受けて理由を解き明かして、次に進む一歩を見つけてみてね!
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