ずんずんのずんずん行こう!改!

日々のこころのあれこれじゃよ

地方国立大文学部女子の就職の仕方

時はつれづれ、世は情け。

夏が近づくこの季節、

ずんずんさんは好物のうどんを煮ながらメールチェックをしていると、

放置していたブログに

一通のメールが届いているのに気がつきました。

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私は目下就活生の地方国立大文学部4年女子のけっちと申します。

まだ内定貰えてません。

もし今のずんずんさんであれば、

面接のときどんな自己アピールをするのかをぜひ記事で投稿して頂きたいです。

お願い申し上げます。

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あああああああ!!!???;;

ああああああああああ!?!??!!?!

なんだ!?

この!?

共感しか覚えないメールは!!!!!?

ずんずんさんは、好物のうどん煮すぎてしまうほど

衝撃をうけたため、

自分が地方国立文学部の女子だったらどう就活の時アピールするか?

を考えることにしました。

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知ってる?

通った大学で大体就職って決まっちゃうんだぜ?☆

というのは、社会人は理解しているけど、

だいたいの高校生は理解していない事実なのではないでしょうか。

多くの人は「偏差値」学校の先生に、

ここならいけるよ

とか

ここにいけたら凄いよ!

とか言われて進路を決めてしまうケースが多いような気がします。

地方の国立大学といえば、

偏差値も高めで、しかも地元だったりしたら、

ん?ま、いっかな?

と、進路を決めてしまい、

資格もボランティアも、英語も、バックパッカーも、

意識の高いイベント主催もやらなかった日には、

結構就職大変そうだよね....

就職の時、大切になるのは、

首尾一貫性です。

情報系の学部の人がエンジニアになりたい

デザイン系の大学の人がデザイナーになりたい

というのは、

大学で学んだ事を生かして就職したい

という

分かりやすいアピール

を面接相手である企業にする事ができます。

それが文学部、経済学部、法学部などになると

何をその会社で生かせるか?

どんな素養(いわゆるポテンシャルですね)があるか

抽象的すぎて、伝えにくいというのがあります。

そのため、この抽象性をより具体化して、要素化し、

志望する会社の求める人材と

どうマッチするか

偏執狂のように検討する必要があります。

これがつまり、経営者の考えを含めた企業分析であり、

同業他社差異を見いだすための業界分析であると言えるでしょう。

この企業分析の結果と自分のポテンシャルとを

無理矢理でもつなげる

これが自己アピールとなります。

自己アピールが苦手な方は企業分析と同業他社分析が

足りない様な気がします。

もやもやとしたものを具体化させる力

これが、就職した後でも多いに役立ちます。

社会人になったときの練習にもなりますので、

ぜひ頑張ってみましょー!!

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ずんずんさんはイマジンしました。

私は、国立大学文学部の四年生....

そうね....

日本文学専攻よ.....

あれ?

どうしてかな...

金の匂いがしないな....

そ、それは置いておいて、

きっと、文学部なんだから、文を書いたり本を読んだりするのが

好きなのよ。

それだったら、それを生かせる仕事を第一志望にして、

それ以外は、事務職かな、、、

でも事務職って毎日同じ事ばかりでつまらなそう。。。

それだったら、

なんでもやらしてくれそうなITベンチャーやWEB系企業、

みんながそこそこ知ってそうで

もしも転職する際に、

ハッタリが利きそうな企業がいいな......

じゃあ、その企業の面接の自己PRでなんて言うかな...

そうね....

なんでもやります!!!

入れてください!!!!

かな....。

......。

ずんずんさんはそこまで考えて思わず遠い目をしました。

......今までの人生、

ガッツと愛嬌で乗り切りすぎたな....

まったく相談の回答になっていない事に気づきながらも

ずんずんさんは、

どうせ受かるか分からない会社なんだから

恥をかくことなんて恐れず、

一社ぐらい、このぐらい言ってみてもいいんじゃないかなぁ

とも思ったりするのでした。

けっちさん、がんばってね!

☆おしまい☆