ずんずんのずんずん行こう!改!

日々のこころのあれこれじゃよ

親を許せますかという話

むかしむかし、世界の北野武

 

30過ぎて親を許せない奴は馬鹿だ。 

 

って言っていて、私はこれが

どーーーーーーーーーーーーーーーーしても

納得できなかったんですよ。

 

なんで親を許さなきゃいけないのよ!!

 

ってこの名言(?)を聞いたときにそう思ったんですね。

 

そして、今も

 

親は許す必要があるのか??

 

という質問に対しては

 

別に許さなくていいよ~

 

って答えると思います。

 

だって、ひどいことされたじゃないですか?

 

なんで許さなきゃいけないの?(きょとん)

 

例えば、馬鹿にされたり、殴られたり、ご飯もらえなかったり、酷いことされて、たくさん泣いて、こんな親から生まれなかったらもっと人生はよかったはずだって、何かあるたびに惨めな思いをしていたじゃないですか。

 

それを許せって、そりゃ酷やで、たけしって思うんです。

 

本当は親に泣いて土下座をしてほしい、私はダメな人間でした、許してくださいと泣きながら謝ってほしいって思うんですけど、そんなことは起こらないし、こんな考えるのって自分の中の妄想のファンタジーにすぎないんですね。

 

ちなみに、映画ムーンライトはこの辺のアダルトチルドレンのファンタジーを描いた作品なのでアダルトチルドレンのみんなはこれをみて即死しよう!

 

moonlight-movie.jp

 

そして、「親を許す」と似たようなニュアンスで「手放す」っていう表現方法があるけどれども、これもなんか違うなって私は思うんです。

手放すって、手の中からふわふわふわーってどっか行っちゃうことじゃないですか。どこに行くのよ、それ。だって、自分の過去は確かに存在したんです。それを手放すって、だから……

 

それはどこにいくの……?

 

なので、私は親を許すとか手放すとかそういったことよりも、

 

自分の過去にあったことを認める

 

ことの方が大切なんじゃないかなぁって思うです。

 

つまりは、自分の親は子供を殴ったり暴言を吐いたりして、これが悪い教育方法だと知らず、そして正しいしつけを学ぶだけの環境や教育、知性がなく、気分で動き、自分の発言がいかに子供に影響を与えるかを考えなかったどーーーーーーーーーーーーーーしようもない人間だったんだって認めること、そして自分はそのどーーーーーーーーーーしようもない人間に育てられてしまったんだって事実を認めることです。

こういうことって認めたくないじゃないですか。かっこ悪いしみっともないし、でもでも嫌だって思っても、自分のためにそれが事実なんだと認めなきゃいけないんです。

そしてそんな悪夢みたいな過去があって、それを抜けて、この現実でまだ生きてる自分がいるんです。

中には、親のようになりたくないと考えて人の2倍、3倍努力した人もいるでしょうし、逆に無気力で何をやっても無駄なんだって思い込んでる人もいるかもしれません。

でも、今確かに自分はここに存在していて、つらいながらもいろんな人にあって、友達、恋人、夫、奥さんに巡り合った人もいるかもしれない。そんな人たちと一瞬でも楽しいと思える時間を過ごせたならば、自分の人生はそれでよかったんですよ。

 

どーーーーーーーーーーーしようもない親に育てられて、どーーーーーーーしようもない人生を過ごしてきたけれど、それでよかったんですよ。

 

だって過去は変えられないもん!

 

親がダメな人だったんだ、と認めるということ、ダメな人というよりも賢くもなんともない、むしろちょっとあかん人間だったという現実を認めることが「許す」よりも「手放す」よりも、大切だと思うんです。

そんな残酷な現実を認めたときにはじめて、恐れてきた親との対話が始まると思うんですね。

 

親が金持ちだったらな、もっと人生ちがったのになぁって考えるのも無駄なことで、これも単なる妄想でファンタジーなんですよね。

 

そんな中、先日母の日だったので母ちゃんにメッセージ送ってみたんですけど、

 

f:id:zunzun428blog:20170525194559p:plain

 

何言ってるかわかんねぇし、

実家が金持ちで、お前が東大行ってるんだったら、私は


ニューヨークでセックスコラムニストになってるわ!!!(怒)
 

 

セックスアンドザシティのキャリーです。

勇気を出せば、かつてそうだったように仲良しだった頃のかあちゃんを取り戻せるから、頑張ってみてね。

と言ったところで今日は失礼します☆

 

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 めっちゃ大変だけど、これみんなに読んでほしい

親業―子どもの考える力をのばす親子関係のつくり方

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