こんにちは!ずんずんです。
なんだか風邪をひいちゃって体がボロボロ…。どうしてこんな風邪をひいてしまったのかしら…。
やっぱり、ヘラった母親が実家にある私の私物を全部、私の家に送ってきたからかな?
段ボール17箱、着払いでしたわん…。こんなことをツイッターにつぶやいたら「ずんずんさん!私も経験あります!」というメッセージを結構いただき、私、1人じゃなかった…!インターネット万歳!( ;∀;)という気持ちになりました。毒親チルドレンとして守備範囲がまた一つ増えたような気がして、ますます皆様のお役にたてることかと思います。どんなボールも投げてこいよ…!
親がヘラっても人生は続くのです。
さてはて、先日こんな話を書いたのですが、
スピリチュアルに誘われまくりの私ですが、もう一個誘われまくるものがありました。
それは、
マルチです。
最近はそうでもないんですが、社会人になったころから、めっちゃマルチ誘われていたんですよね。
私は人類にはこんな風に4種類いると思っているのです。
①マルチに誘われる人間
②宗教に誘われる人間
③両方に誘われる人間
④両方に誘われない人間
①マルチに誘われる人間とはつまり私の事です。なんなんでしょうね?深層心理に眠る欲の芽が彼らを引き寄せるのでしょうか。
②宗教に誘われる人間は、なんとなく無気力な人が誘われやすいですね。私は獰猛なので誘われません。
③両方に誘われる人間は、無気力なクセして欲の皮が突っ張ってるのかもしれません。
④両方に誘われない人間は、光の民かよ!こんなブログ読んでんなよ!あっち行けよ!
マルチに誘われまくりな私でしたが、私のクラスがあがるにつれ誘われるマルチのクラスもあがるなどという不思議な現象が起こりました。これ全くいらない。不要。
それでは見ていきましょう!!私とマルチ誘われ列伝!
第一章 ずんずんさんにピッタリなセミナーがあるよ!
それは私がまだ若かれし頃…なんか異業種交流会に行ったんですよ。
なんか若いころ、イキってたんで色んな所に顔を出してたんですよね…。
そしたらその異業種交流会で出会った人に「ずんずんさんみたいな成長したい人のためのピッタリなビジネスセミナーがあるよ!」と誘われて、そのセミナーに行きました。
ホテルで行われたそのセミナーは、参加者は300人以上いたでしょうか。会議室に入ると、休日だというのに男女構わず黒のスーツ姿で、軍隊めいた規律を感じさせる異様さに私は「これはおかしいぞ…?!」と感じましたが、私はまだ若かったので、まだ野生の勘が研ぎ澄まされていなかったので、そのままセミナーに参加しました。
セミナーがはじまり、元大手外資系消費財メーカーの営業を名乗る男が登壇すると、会場は一気に湧き上がりました。そうです、この男こそが親ネズミだったのです。
彼は、これからの時代は中国だ!このビジネスを広げてみんなで豊かになろう!!僕のスタッフは全員でフィジーにいったんだよ!さぁ!君もこのビジネスを始めよう!といった話をしました。
そこで私は、
あ、これ、マルチやん
と気づきました。気づくの遅っ!
ここで突然ですが、みなさん、中間管理録トネガワってご存知でしょうか。
ここで主人公トネガワが元部下にマルチに誘われるシーンがあるんですが、
もうこの時のトネガワの気持ちですよ。
「ぐっ…!こいつ…!仮にも外資系OLのずんずんさんを…!なんてところに誘い込むつもりだ…!!」
というわけで、トイレ休憩の時に「次の用があるんで!」とさわやかに逃げ出しました。あの時逃げ出さなければ、今頃、鍋とか売ってたかもしれない…(それはない)
第二章 ドキっ!マルチだらけのフットサル大会!
マルチセミナーに誘われて、世間はなんて恐ろしいところや…と恐れおののいていた私です。やはり欲を出すのはいけないな…うんうん…。
当時の私はイキってたので(二回目)、なぜかフットサルチームなんて持ってたんですよね。今思うとまったく向いていないことをやっていたので楽しくなかった…。
それはともかく、私は自分のフットサルチームで対戦相手が欲しいなーと考えていたところ、これまたどこで出会ったのか全く覚えていない大学の後輩が「俺もフットサルやってるっすよ!今度俺のチームに来てください!」と言われたので、その人がやるフットサルチームを見学にいきました。
やっぱり、私もすねに傷がありますからね。
フィットサルコートに着いた途端、ピンっ…!と感じましたよね。
年齢がバラバラの男たち
仕事内容を詳しく語らない…
マルチ、いやトネガワ風に言うならばネットワーキングビジネス、この人たちって一定の傾向がありまして、
複数の仕事をしている
しかし仕事内容は詳しく言わない
そして、尊敬している人がいる。
この3つの要素を持っていたらネットワーキングビジネスの人である可能性が非常に高いのではないでしょうか。
尊敬している人とは親ネズミのことなのでしょうか。
後輩の子に聞いたところ、やはり彼もがんばってマルチやっているらしく、
とりあえずフットサルして帰った。
つおい。
第三章 ルームメイト、お前もか
それから幾星霜、たくさんのネットワーキングビジネスの人にあった…。
あまりに沢山の人にあいすぎて、
みんな頑張ってるからそれはそれでいいのではないか…
みたいな、妙にフラットな気持ちになってきた私でありました。
そんな中、私はシンガポールに住んでおり、当時ルームシェアをしていたのでルームメイトがありました。なぜ、彼女とルームシェアをすることになったかというと詳しい話は省きますが、前に住んでいたところの大家さんがマルチを始めたというのがあります(虚脱)
安心と安定のマルチ率ですね。
ルームメイトに大家さんがマルチをはじめて敷地に不特定多数の人間を招き入れるようになったから困ったわーという話をすると、彼女はにやりと笑って、
「私もやってたわぁ」
と言ったのでした。
お、お前もか…!!!!
もう気持ちはカエサルです。
聞けば、彼女は営業職でして、営業能力を伸ばすためにマルチに入ったというのです。
おい…
なに言っているかさっぱりわからねぇが…
立派だな…?
立派かどうかはわかりませんが、その心意気に私は胸を打たれました。
なぜ彼女がマルチを辞めたかというと、
深夜2時まで反省会があってしんどい。
とのことでした。
マ、マルチの人も大変なんだな…。
以上が私のマルチ誘われ(?)体験記になります。
マルチに誘われる時って、大体は一発当てたいときなんですよね。
人生がうまくいってなくて、何かで取り返したくて、そんな焦っているときにマルチの人たちは声をかけていきます。
どうするかはその人の人生の選択なのですが、どんなこともうまくいくのは一握りだけで、そんな可能性を追いかけ続ける必要はないんじゃないかなぁと思います。可能性を追いかけてる時間に、コツコツやっていった方が何かは確実に積みあがりますよね。
欲しいものって実はびっくりするほど手に入れるのに時間がかかるもんなんです。だからあきらめずにがんばっていきましょう。
焦ってしょうがない人は、ずんずんさんのコーチングを受けてみて、自分の欲しいものを見つけるのも一つの手かもしれないよ(⌒∇⌒)
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