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日々のこころのあれこれじゃよ

アラフォー管理職が若手をマネジメントできない問題

こんにちは!ずんずんです。

みかんが美味しい季節です。もぐもぐ。

先日こんなことをつぶやいたのですが、

 

 

最近の若者は仕事しない…というか、自分のキャリアにとってプラスになる仕事しかしないなーというお話です。

対して、アラフォーの人たち、管理職になっている人たちは、

 

「な、なんて…最近の若手は働かないんだ…」

 

と呆然としているとよく聞きます。

アラフォー世代は、ロスジェネ ・氷河期の時代で、

 

「え?わたくしめなんぞにお仕事をくれるんですか?」

 

みたいなかわいそうな世代なので、なんでもやります。

そのなんでもやる世代からみると、限界を振り切ってまで仕事をしない今の30歳前後以下はもう宇宙人みたいな存在かもしれません。

 

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こんな若手の話を聞くと、外資化というか、欧米化が進んでるなーなんて思うのです。

外資系ですとJD(ジョブディスクリプション)と言って、仕事の範囲が明文化されており、その範囲の仕事の対価としての給料が支払われます。

そのため、上司が少しでも、JDに記載されていない仕事を増やそうとすると、すぐ、

「給料あげろ!!!」

と給料交渉にはいるわけです。

そんな外資もやりたい放題できるわけではなく、人事権は上司様が持っているため、あんまりなめた態度を取りすぎると、解雇されてしまいます。

この常に解雇のリスクがあるというところで、マネジメントはなんとか仕事をやりたがらない部下をマネジメントできてるのだと、実際外資に長いこと働いていた私は思います。

 

しかし、日系企業の場合はどうでしょうか?

人事権は人事が持ち、直属の上司は人事権を持っていません。そして、解雇などすぐにできるわけがありません。そうすると、解雇の恐れのない「やりたい仕事しかやらない若手社員」が横行(?)するわけです。

 

そもそも、賃金以上の仕事をさせるという雇用形態がおかしかったわけですが、この雇用形態が成り立っていたのは、終身雇用制の存在です。

終身雇用制で長く会社にいれば賃金も上がり生活も保証されるため、その保証に対して、日本企業の社員は滅私奉公していたわけです。

しかし、この終身雇用制が崩壊しつつあり、激務のわりに給料も上がらない上の世代(アラフォー世代)を見ていた今の若手は、滅私奉公なんてしたくないわけです。

キャリアアップにつながりそうな仕事だけをして、転職することで給料をあげていきたいと、一部の意識の高い層は考えています。

 

こんな若手をどうやってマネジメントしていくかというと、

 

ストップ!根性論!

ストップ!感情論!

 

でありまして、頑張れといった根性論は通じませんし、他の人に迷惑がどうのこうの…といった感情論でも動きません。

こんな若手は指示するだけでは動かないので、「どうしてこの仕事が必要か」といった懇切丁寧な全体像説明や、これが君のキャリアに繋がっていくかまで説明してあげなければいけません。

そして部下の能力を伸ばすためには、無理めのストレッチではなく、ちょっと頑張れば手が届きそうな目標設定をしてあげることが大切になります。

というと、ますます部下をちゃんと見てあげることが大切になってくるわけでして…自分の仕事だけでいっぱいいっぱいになっているアラフォーのプレイングマネージャーたちにそれができるのか…なんて不安になってきます。

 

私は20代の頃から、30代の派遣さんなどがアシスタントとして付いており、アシスタントがびっくりするほど動かず、フルボッコにされていたわけですが…(^p^)))

 

人は指示しただけでは簡単には動かないよ

 

という経験がある人は、今の若手のマネジメントもきっと大丈夫かと思います⭐︎

 

 

人が動かない…自分も動きたくないだと…?

そんな時はずんずんさんのコーチングをうけてみてね!

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