世の中直接的な物の話し方をする人と、柔らかい物の話し方をする人っていますよね。どちらかというと後者の人のほうが好かれて、直接的な物の言い方をする人って嫌煙される傾向があって、直接的な物の言い方をする人は見えないところで損をしがちです……。
私もグローバルサムシングカンパニーに勤めていますが、それでもやっぱりあまりにも直接的な物の言い方をすると
「こいつ、生意気やなぁ。潰したろ」
となりかねないので言葉遣いには気を付けたいものです。
この間、そんな柔らかい物の言い方とはどういうことかという話を、偉い人としていたら、うおおおお!?これはすごいぞ!?これは世界に共有すべきなんじゃないか!?というお話を聞いたので、ブログに書くことにしました。どうしたまた文章力がさがってるぞ、頑張れ。
さてはて、そもそも直接的な物の言い方、柔らかい物の言い方というのはどういうものなのでしょうか。ここで例を見てみましょう。
☆直接的な物の言い方☆
上司「ずんずん君、今週の土曜日急に人手が必要になって、出社してほしいだけど、いいかな?」
ずんずん「あ、すいません。用があるんで無理です」
上司「ふぁっきゅー」
これが直接的な物の言い方です。このような答え方をしていたら、オフィスで上司に鈍器で殴られてしまっても致し方のないことです。
それでは次に冴えた大人の柔らかい物の言い方を見てみましょう。
☆柔らかい物の言い方☆
上司「ずんずん君、今週の土曜日急に人手が必要になって、出社してほしいだけど、いいかな?」
ずんずん「えー……あー……大丈夫だと思いますよ。でもその日はちょっと家族の用がありまして」
上司「え?そうなの?」
ずんずん「ちょっと祖母が入院してまして、家族でお見舞いに行く予定なんですよ」
上司「そうなんだ。じゃあちょっと難しい?」
ずんずん「そうなんですよ。申し訳ありません」
柔らかい物の言い方をする人はいきなりNoとは言いません。
まず相手の言っていることを肯定して(⇒大丈夫だと思いますよ)
出来ない理由を足していきます(⇒家族で祖母のお見舞いに行く)
柔らかい物の言い方をする人は、いきなり相手の言ってることを否定(または拒絶)せずにまずは、肯定し、その後にどんどんと理由を足していきます。 直接的な物の言い方をする人はこれができません。相手の言ってることを、
いきなり拒絶、理由なし!ターンエンド!
をかまします。
理由を話さずして相手がわかってくれる、察してくれるということはありません。
やばいぐらい話して、やっと相手は理解してくれるかくれないかです。直接的な物の話し方でいつも怒られている人は、面倒くさくてもちょっと話し方を変えて、伝えたい事の理由を落とし込んでいくということを忘れないでください。
といったところで今日は失礼します☆
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