わーい!わーい!前回書いたゆるい虐待の話が結構みんなに読んでもらってうれしー!!
そして、読んでいただいた方からこんなブログも書いていただいて……うぅ(涙)
ゆるい虐待っていのは、本人がその影響に気づいていないと、親子間で続いてしまうものかもしれません。子供やだんなさんのために、がんばろうと思うのならば、心の手錠は必ず解けると思います。ゆる虐待、ダメ、ゼッタイ。
とはいえ、ゆる虐(略した)は、別にポカポカ殴られる以外にも、こう……
言葉による精神的なゆるい虐待ってあるよな
って思ったりもしたのでした。
なにをしても褒めてもらえず、けなされたり
(ほめないまでもなぜけなす必要がある!?)
お前の生活費は誰が払ってやってると思ってるんだとか言われて罪悪感を刺激されたり
(払えって頼んだことありましたっけー!?)
ブスだのデブだの言われたり
(私はあなたのタイプじゃないんですね!?ごめんなさいー!?)
こんなことを毎日毎日細かく言われ続けていくと、自尊心がゆっくりとミルフィーユのごとく(?)削り取られて、自分のやっていることが正しいのか自信がない大人になりますよね。
いつも他人の目をびくびく気にして、生きることがなんだか苦しく、できるならいっそ……
消えてなくなりたい……
とは思うのですが、残念ながら泡のように消えることはできないし、死ぬ勇気もないし、人生は続くのだ……。
こんな風にならないためにも、日々の充足感とか自信を得ていくのが一番だとは思うのですがなぜだか、ゆる虐待をうけて育つと、なぜだか
なにをやっても達成感を感じることができないんですね。
「達成感を感じる」って書くと、「頭痛が痛い」ぐらいの間違った日本語ですが、なんだかそういう言い方しかできないんです。
自分の心の一部の「達成」を感じる部分が、ごそっと欠けてしまったみたいで何をやっても、
これじゃだめだ
これじゃまだ足りない
を繰り返して、めちゃくちゃ頑張るんですが、いつまでたっても満足感を得れずへとへとになってしまうという……。
それとは逆に最初から
自分には無理だと考えて、
全くなにもしない。そして、何もしない自分に落ち込むという……。
世界が0か100しかないんですね。
つ、つらい……!
前回の記事で、ママにベルトで鞭うたれていた私のお友達は、学校のテストの点が100点じゃないとその点数が足りない分だけ鞭を打たれていました。 例えば、テストの結果が95点だったら5回、テストの結果が98点だったら2回、ベルトで打たれるんです(涙)うぅ……許してやってくれ……(嗚咽)
この鞭うちは彼女が中学校に入るときには終わるんですが(体の大きさがお母さんと同じぐらいになったからでしょうか?)その結果彼女に何が起こったかというと、有名大学を卒業し、一流企業を卒業し、都内の一等地にマンションも買ったというのに、
まったく達成感がない
もう、毎日毎日疲れてしょうがない。
人から見ればうらやむようなキャリアなのに、どうしてなのか話を聞いていくうちに、この幼少期の苛烈な体験から彼女の中で、
いい結果はお母さんの教育のたまもの
悪い結果は私のせい
という「とんでもマインドセット」が出来上がってしまっていたのです。
そのため、どんなに頑張っていい結果を出しても、それは全部お母さんの努力の結果なので(な、なぜだ…)自分の努力のせいではないという謎の結論が毎回作られていたのです。
でも人間を100%完璧に満足させることなんて無理じゃないですか。 そもそも心の底から満足してるかどうかなんて親子であってもわかりはしません。
このお友達も、
別に自分の成果は母親のものじゃねぇな?
と気づいたので、自分が今までやってきたことに対して充実感がでてきて、最近は元気になってきました。
こんな風に、自分が達成感を失ってしまった瞬間を思い出すのは結構大切なことなのかもしれません。
でもいくら親にひどいことされたー!!って憎んでても、残念ながらしょうがないんですよね。親が当時自分にしたことは自分の責任ではありませんが、その後、親にされたことをどう受け取ったかは自分の責任です。
憎しむのも疲れますよね……。
親への憎しみというのは、それまで自己実現してこなかった自分への憎しみでもあります。
親の望むとおりに生きなくてもいいやん。
親の言うことなんて聞かなくていいやん。
生きることに親の許可なんていらないやん。
人と比べて結構過酷な環境を今まで生きてきた自分をほめてあげて、自分がやりたかったことをやって、自分をいたわってあげること、それが結構大切なんじゃないかなって思ったりもします。
だってジャスティンビーバーだって、ラブユアセルフ(love yourself)って歌ってるし…
ゆる虐待を受けたみんな!
たまには自分に優しくしてやろうぜ!(涙)
といったところで今日は失礼します☆
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