ずんずんのずんずん行こう!改!

日々のこころのあれこれじゃよ

辛いのに頑張ってしまう人へ

こんちこれまたずんずんです。

先日、

『自分がつらい環境にいないと成長できないとかダメになるとか思ってるじゃろ?それは幼少期から親御さんが厳しかったんじゃないかな?大きくなった今も自分を過酷な環境に置くことで親御さんからの承認の代替を求めてるんじゃないかの?もうそろそろ自分を休ませてあげてもいいんじゃよ?』

ということをつぶやいたら意外と反応があったので、

もう少し掘り下げて書いて行ってみたいと思います。

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他人からみたらものすごい大変な状況なのに、

ものすごい頑張って働いている人ってよくいますよね。

会社の拘束時間が毎日16時間以上だったり、土日も働いて、

上司、先輩からのパワハラもひどい・・・

でも給料はそんな環境に見合わず、とても安い…。

もうそんな仕事やめちゃえば☆

とも思うんですが、そう言っても本人は色々理由をつけてなかなかやめない。

しまいには体や心を壊したりする・・・。

なぜそんなに頑張ってしまうんでしょうか?

いいえ、これは頑張っているのではありません。

「我慢している」

のです。

こういう人に限って、親御さんが小さい頃ものすごく理不尽に厳しかったりする。

あれはやっちゃだめ。

これはやっちゃだめ。

××ちゃんにくらべてあなたは。

もっとがんばりなさい。

そう言って、小さいころに親は責め立てる。

そうして、やりたいことも我慢してやりたくないことを続ける。

そうすれば、親は褒めてくれるし、少なくとも自分を責め立てるのをやめる…。

これを続けていくといつの間にかに、

自分が我慢することが普通

な環境を作り上げていきます。

我慢することは苦痛を伴います。

学校でも職場でもプライベートの人間関係でも

我慢することが普通。辛いことが普通。

責め立てられ、辛く自分が搾取されることが普通。

こうなってしまうともう本人の自覚はありません。

そして薄ぼんやりと思っています。

これを我慢すれば褒めてもらえる。

誰に褒めてもらえるというのでしょうか?

同僚でしょうか?

上司でしょうか?

いいえ、

究極的にはつらいことを我慢して頑張っている自分を親に褒めてほしいのです。

でも実際にはもう職場には親はいません。

だから上司や同僚に親の代わりとして、褒めてほしいと思い、

辛い環境を我慢しているのです。

辛い環境を我慢する理由はほかにもあります。

自分は学歴がない

だからこの環境なんだ

となどの思い込みです。

我慢することは努力ではありません。

心を疲弊させ被害者意識を増大させます。

会社に対して強烈な帰属意識があるのならば、

この我慢も報われるでしょう。

ですが、会社はあなたの人生を全て保障してはくれません。

私は、ぽいぽい仕事を変えることは反対です。

ですが、非人道的なことをされそれでも「我慢」して働いているのならば、

我慢と努力のはき違えをやめ、

正しい努力をするために、会社を辞め自分のために時間を使うのも

長い人生では必要かもしれません。

おしまい

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