ずんずんのずんずん行こう!改!

日々のこころのあれこれじゃよ

学費を返せなくってごめんなさいと親に謝れますか

そういえば、昔、

 

学費について父親に土下座したことあったなー

 

って思い出しまして、この話、友達にはよく話してんですけど、

「それブログに書いたことないの!?書くべきじゃね!?」

と言われたので書くことにしました。なにこの!出オチ感!

 

☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆

 

まあ、好きでも嫌いでも親は自分を育ててくれたわけじゃないですか。

んで、大体の場合、親が生活費や学費を払ってくれたわけじゃないですか。

このことに関してどう思うか、人は下記の4つのタイプに分かれるわけです。

 

①まじありがたいわ~って思う人←これ普通

②それは親の義務だろって思う人←ちょいやばい

③金を出したことに対していつまでも恩に着せやがってって思う人←やばい

④金を出させて申し訳ないと思う人かなりやばい

 

私はと言いますと、私はこの③と④の2種混合型でして、

君たちとはこじらせが違うのだよ。 

そんな気分です(何)

 

でね、結構父親が横暴な人でして、小さい頃から何か気にくわないことがあると

「誰が金出してやってると思ってるんだ!!」

ってよく怒鳴っておりまして、子供心にうんざりだったわけです。

大きくなったら、今度は母親が

「あんたを育てるのに2千万はかかったわよ」

と金をせびってくる。

いや、そんなにかかってねぇよと思いつつ、

結構これ、

 

つらいんやで…(涙)

 

小さい頃から親に金のことを言われると、非常につらいんですね。

まだ小さいからお金を稼ぐことができないし、

生きていく場所は家庭しかないし、

逃げ出すことはできないし、

どんな横暴な仕打ちにも言いなりになるしかない。

 そして大きくなったら、今度は今までかけた金のことを言われ続ける…。

 

ここで自分がホリエモンみたいに大成功した企業家だったら

 

ぽーんと2千万円ぐらいだして、

恩も義理も返したぜ(きりっ)

 

ってできるわけですが、普通の人は

日々自分の生活で精いっぱいでそんなことできるわけないじゃないですか。

 

だから、非常にみじめなわけです。

 

かけてくれた金も返せない自分、そんな自分が辛すぎて、

今度は逆に親に怒りを燃やすわけです。

 

いつまでも、育てたことを恩に着せやがって!!

 

っと……。

 

でも、実は怒りの下には悲しみが隠れているわけです。

 

恩に着されている自分、

そんなこと言わないでほしいと思っている自分、

でも、どうにもできない自分、

 

強い怒りの下で、こんな自分が

 

ごめんなさい

許してください

 

と泣いているわけです。

 

今まで、かかった生活費や学費を返せれば、

 

親は許してくれるだろうか? 

 

と考えているわけです。

 

なんで、こんなことを考えてしまうかというと、

 

親の期待に応えられなかった

 

という強い思いがあるからなんですね。 

 

あんなにお金をかけてくれたのに、1流大学にいけないかった

今のお給料はこのぐらいしかもらえていない

これでは親に恩を返せない

 

恩に着せられていると怒っているというのに、

実は心の奥底では恩を返せない自分への

 

罪悪感と無能感に悩まされているわけです。

 

考えてみれば、1流大学に行ける人ってごく一部ですし、

ほとんどの人はいけるわけじゃないんですね。

そして、大企業でいいお給料にもらえる人もごくごく一部……

 

それなのに

 

「あんなにお金をかけてもらったのに親の期待を応えられなかった自分はダメ野郎だ!」

 

と常にうなされているわけです。

 

この罪悪感と無能感から抜け出すためには

 

親に土下座するしないんですね。

 

人間はいろいろ後悔があって、罪悪感があって

だいたいはそれをうやむやにして生きていくわけですが

どうしても解決したい問題があるならそれと向き合うしかないんです。

 

自分が親がかけてくれたお金について期待に応えられていないと

いまも自責の念にかられているというならば、

それについて親に謝るしかないんです。

 

肉体的に土下座する必要はないんですけど、

精神的には大土下座ですよ。

 

というわけでずんずんは、ぱっぱにメンタル土下座をするために、

電話をすることにしたのだった……。

 

ここまで前置きかよ!長い!

 

☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆

 

んで、父親に電話をした私ですが、父親は退職して家でプラプラしてるのですぐ電話とりますね。ほいほい電話とりますね。んで、そんな父親に私は、

 

「今日はちょっといいたいことがある」

 

と言ったわけです。

もうこの時点で私は泣いています。 

わけがわかりませんが、人間は本当に申し訳ないと思っていると泣けるんです。

人は後悔で泣けるんです。

感極まったように私は、

 

「あんなにお父さんがお金をかけてくれたのに、全然勉強しなくてごめんね」

 

と言いました。

 

そうなのです。私は全然勉強していませんでした。

いや、普通の人より勉強時間は長かったかもしれませんが、

 

いかんせん頭が悪かった。

 

兄は超一流大学に行き、地元の神童でした。

学校の先生はみんな兄の名前を知っていました。

そんな兄に比べて母はお前は頭が悪いといつも言い続けていました。

私は兄と同じ大学に行くことはできず、就職し、

家族からは逃げ出し、

学歴がないのだからせめて人より働いてお金を稼がなければ、

と必死で働いてきました。

大人になっても仕事に関する勉強はできません。

だから働きの割には給料は低いといつも思っていました。

 

私の言葉に父はあっけにとられたように言いました。

 

「俺が一度でも勉強しろと言ったか?」

 

 

……あれ?

 

ん?

 

あれ???

 

あれれれれ???

 

そこで私は思い返しました。

 

そういえば父さん、

 

一度も、勉強しろとか一流大学に行けとか

 

 

言ったことないぞ?

 

 

 

私もあっけにとられて、過去の記憶をさぐりました。

 

そもそも10代の頃、父親とほとんど話さなかったわけですが、

それでも勉強について父親に何か言われたことがありません。

 

いつも勉強しろとか一流大学に行けと言ってたのは

 

母さんやんけ……

 

私は愕然としました。

父さん、何も言ってなかったやないの…。

 

私が持っていた罪悪感、とは?

 

どうも私は自分の脳内で罪悪感をクリエイトしていたようです。

 

私が行った大学についてどう思うかも父に聞いてみたんですが、

父は「良い大学じゃないか」と言いました。

 

Oh....私はこんな大学、卒業しても就職先なんてねぇぞ

と思っていたのですが、父の中では「良い大学」だったのだ…。

考えてみれば、私は父が40過ぎて生まれた子供でありまして、

その世代から考えると大学卒業した女というだけですごいのではないか!?

 

と、さっきまで号泣していた私ですが、

狐につつまれたような気持ちになり、

 

「あ、ありがとう!?」

 

と動揺しつつ電話を切ったのでした…。

 

 

☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆

 

それからちょっと、後の話になるですが、

オフィスで、男性の同僚が息子さんを塾に行かせるか迷っているという話をしていました。

その人の奥さんは、将来のため息子さんを進学塾に通わせたいみたいで、

しぶしぶ彼は息子さんをその塾の体験教室に連れていったのですが、

その時、息子さんが相当浮かない顔をしているのを見て塾に行かせるのはやめたそうです。

その代わり、息子さんに野球を習わせることにしたそうで、なぜかというと

 

「(息子は)体がちっちゃいから運動させて大きくしないと、いじめられたら大変でしょ」

 

と言っていました。

そして、彼は「まあ高卒でも友達いっぱいいて、本人が幸せならいいよね」とも言っていて、

もしかして、父親の愛というものはこういうものかもしれないと思ったのでした。

 

 

 と言ったところで今日は失礼します☆

 

☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆

 

ちなみに、アダルトチルドレンが学費土下座をやる場合プロコーチがいないと100%死ぬと思うので、やらないでください…。

 

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Q.17歳だけどコーチング受けれますか?

A.18歳になったらまた来てね!

 

 

☆☆☆ ☆☆☆ ☆☆☆

 

実際ホリエモンは親に養育費を返してたような…? 

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