この話はすべての経理パーソンに何かミスった時、「上には上がいる…」と癒されるらしいのでここに記しておきたいとおもいます。上には上というか下には下だと思うけど…。
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当時の私はシンガポールで働いており、1日16時間ほど働いていた。海外って日本より労働環境がホワイトって聞くけどそんなことはなかった…なかったのだ…。
やはり人間16時間を毎日働いていると、魅入られちゃうんですよね…
Excelの悪魔に…。
というわけで経理であった私は、Excelの悪魔に魅入られ、何が起こったかわからねぇが私は自分の計算が1億円ほど間違っているのに気がついた。
原因はとんでもないケアレスミスである。
利益が1億円ほど増えてしまうのだ。すると税金の金額も変わってしまう。
このミスに気付いた瞬間、どちゃくそ私は汗をかいた。
やばい、なかったことにしたい…。
と思ったが私は誇り高き経理部員、なかったことにはできない。
…というか誰かがいつかきっとこのミスに気づいてしまうだろう。
誰かに気づかれる前に、自分で切腹するしかない。これが経理屋の作法である。
しかし私は上司に報告するのを恐れた。
私の上司は死ぬほど怖かったのだ。私の被害妄想ではなく上司はどちゃくそ怖かった。韓国人の同僚は上司にどちゃくそつめられ、途中記憶を失い、気づくと家にいた。ショックのあまり家に帰ってしまったのだ(ちなみに呼び戻されていた)
このミスを上司に報告すれば間違いなくどちゃくそつめられるのは火を見るのに明らかだった。
「もう明日から会社くるのやめちゃおうかな…」
と、私はサイゼリアのバイトのようなことを考えていた。
そもそも私は細かいタイプではなく霊感で仕事をするタイプだからこんな仕事もう無理なんだ…。
もう何百回も思ったことを私は再び思った。
ミスに気づいたのは金曜日の深夜、私ができることは一つしかなかった。
次の日、寺に行った。
何をいってるかわからねぇが人間追い詰められると寺に行くのだ…。
シンガポールにはおみくじがあたる有名な寺がある。
私はその寺に向かった。
中華街の寺を見たことがある人は知っているだろうが、中華なお寺でお参りするときは土下座スタイルでお参りするのだ。
私は、めっちゃ土下座して
「どうか、ミスを怒られませんように。ついでにもうこの仕事やめたいんだけどどうしたらいいと思う?」
と観音様に祈った。
そして私はおみくじを引いた。ここのおみくじは当たるのだ(二回目)
おみくじにはこう書かれていた。
「一つ目の願いは思うほどではない。二つ目の願いはやがてみつかる」
とみたいな書かれていた。
思うほどではない…そんなに怒られないということだろうか?そんなことを考えた。
そして迎えた月曜日、私は意を決して上司に自分のミスを報告した。
…まあ…。
どちゃくそ怒られるよね…。
お前何年この仕事やってんだ…って言われちゃったよね…。
もう…sorry...とdeeply sorryしか言えなくなっちゃったよね…。
そのあとシニアマネージャーにも怒られちゃって、さらにマネージャーで追い怒られしちゃって、隣に座ってた先輩にミスを告げたら「なぜ?」って言われちゃったよね…。
なぜってもう、私が知りたいよね…。
この怒られから、この後いかに優しくされても、
「でも、あの時どちゃくそ怒られたしな…」
みたいな人間に虐待された猫みたいになった。
怒りすぎるのもよくない。
でも私が上司だったらこのミスはどちゃくそ怒ってると思うな!(にこっ!)
私と一億円のミスった話、おしまい。
でも一億円ミスって怒られただけだったから、思うほどではなかったのかもしれない…。
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