ずんずんのずんずん行こう!改!

日々のこころのあれこれじゃよ

私とやりたいこと探しの旅

私はずっと経理や税務の仕事をしていた。

しかし、この経理という仕事は全く好きではなかった。というかすぐにでもやめたい、荒野を駆け出したいぐらい嫌いであった。経理という仕事が出来て当たり前の減点方式の評価というカルチャーであったこともあるが、一億円もミスるし(

私と一億円ミスった話 - ずんずんのずんずん行こう!改!)、どちゃくそつめられるし…経理には経理の申し子のような人間が必ずいて、そんな人たちに比べると私は「こんな仕事、私には向いていないんや…無理なんや…」と毎日のように思っていた。そのせいか常に偏頭痛がし、ロキソニンを食べていた。もぐもぐ。寿命が減るのも感じていた。

しかし私は「経理以外に他にできることもないし…」と考えており生活のために経理を続けるしかないと考えていた。本職で平日は16時間働き、週末にウェブ連載を最大で4本持ち、コーチングの副業もしてたのだが、今思うと自己認識がアレすぎた(続

 

f:id:zunzun428blog:20201129133050j:plain

ともかく私は生活のために自分の嫌いな仕事を続けなければいけないと考えていた。しかし人生100年時代…ロキソニンをもぐもぐしているのでもっと短いかもしれないが、その長い人生をずっと嫌いな仕事を続けるのかと思うとどんどん元気がなくなっていく。

 

向いてない仕事をしていると

1️⃣やる気が出ない
2️⃣仕事が覚えられない
3️⃣体調が冴えない
4️⃣失礼な振る舞いをしてしまう
5️⃣常にイライラ
6️⃣生活習慣が悪化
7️⃣わけもなく塞ぎ込む

この7つが1日の中になんども訪れては去っていき、また訪れる。私はそのループにいた。

実は私には夢があった本当はコーチングを本業にしたいのだ…。

でも仕事を辞めるのことに勇気はでない。とても恐ろしいことのように感じた。


人は常に「安定」と「リスク」の間を行ったり来たりする。リスクとは変化の意味もある。例えば安定を選んで公務員になってもベンチャー企業に勤める友人が毎日刺激的そうで羨ましくなったり逆にベンチャーに勤める友人は公務員が安定していて羨ましいな…と思ったりする。安定をとるか変化をとるか。


この時の私は生活のため「安定」を選びどんどん元気がなくなっていった。そう過度な安定志向は心が淀んでいくのだ。人生とは心がワクワクする方を選び、そのリスクにどう対処するか、恐怖心も含め対処する方法を考えていけばいいのだ。

 

昔編集さんに「執筆を本業にすればいいじゃないですか」と言われたことがある。その時私は「おいこら!軽薄なことをいうんじゃねぇ!」と思ったものだがある意味編集さんが言ったことは正しかったのだ。

私の経理の仕事を辞めるためには、恐怖心はどこからくるのか?それを考えなければいけなかった。


経理の仕事を辞めるのは怖い、しかしそう言いながらも私は何社も転職を繰り返していた。そして転職する先々はパワハラモラハラの嵐で、もうなんやねんの連続で「誰かがもうやめろよ!」と叫んでいるかのようであった。


私が好きな小説の1つ、アルケミストは海外では星の王子様ぐらい有名な小説である(舞台がアラブ圏なので日本ではそんなに知られていないのだろう)

 

 

この小説には予兆という言葉がよく出てくる。その人のすべき事のサインは目の前に何度も訪れるが無視し続ければやがて消えていく。そして違う道に行けば困難の連続のような気がしていた。私は自分の職が常にどこかの道から外れている気がしていた。ちなみにこの本もいい本だから読んで。

 

 
そう思った私は、ロサンジェルスに飛んだ。受けたいコーチングのセミナーがロスにあったからだ。海外に行く時点でコーチング好きすぎねぇ!?ちなみにロスは電車乗ったらラジカセ持った黒人とか物乞いとかいてめっちゃ怖かった。アメリカ人も不親切だった。許さねぇぞロス(何故)


私は自分の職を辞める恐怖について知りたかった。この異常な恐怖心はなんなんだろう?もっと好きなことをなぜ仕事にできないと思っているのだろう?
ちなみにロスでエアビーで泊まった家がゲイのカップルの家で、片方が働いてて片方がヒモで、ヒモが作ってくれたオムレツを朝食として食べていた。


ロスの大地で私は気がついた。
私の異常な恐怖心は「父親からいい娘だと思われたい」ことから来ているのではないか?そもそも経理の仕事をしているのも父親が「ここの大学に行け」と大学と学部も決めたので(商学部だった)経理以外の職の選択が思いつかなかったのだ。
父親が決めた仕事でいい会社に入りたくさん稼ぐ自慢の娘…もしも経理の仕事を辞めてしまったら、いい娘だと思われない…その恐怖から私は経理を続けているのではないか?

それに気づいた時私は

え…お父さんにいい娘だと思われたいためにロキソニンもぐもぐして寿命減らしてるの?

…引くわ…。

と光の速さで辞めることを決意した。


実際にそこから辞めるには半年かかっているのだが、今は辞めれてよかったなぁと思っている。

多くの人はなんか違うな―と思いながら仕事を続けていくわけです。仕事を続けて行く事だと思う。「よし!俺はこれでいこう!」と思える人は大変ラッキーなのではないだろうか。


なんか違うなーを続けていくと大体35歳か40歳ぐらいになると「このままで人生はいいのか…?」みたいな気持ちになり、自分の今までの人生を疑うようになる。これを中年の危機という。


中年の危機を越えるには「これでいこう」と今までの人生を続ける決意するか全く違う人生を歩む決意をするかどちらかしかない。違う道を探すにも大変で今まで知っている知識の範囲内で職業選択しようとするからだ。


なので今まで自分の職業に違和感を感じがしたならば、まずは知識を増やし、自分が何をやりたいのかの手がかりを探していくしかない。今までの生き方を変えるぐらいのアイディアを探すのだから、ものすごい時間と根気が必要になってくる。


そして何かについて「これかもしれない」と思った時、今までの仕事を辞める事に恐怖を感じたならば、私と同じようになんらかの恐怖の源泉があるのかもしれない。その恐怖な何なのかをぜひ考えて見て欲しい。

ちなみにヒモのオムレツはふわとろだったよ☆

 

私とやりたい事探しの旅、おしまい

 

やりたいことを探すとき、コーチングは手助けになるよ!

現在コーチングはオンラインで受け付け中😊

詳細はこちら!↓

f:id:zunzun428blog:20201120114327p:plain

 

現在は、メール/LINEでのコーチングも受け付けております。

詳細はこちら↓

メール/LINEコーチング - ZUNZUNWEB

 

ずんずんさんはLINEをやっております。登録すると、ブログの更新&イベント情報が届きます。個別メッセージも送れるよ!(⌒∇⌒) 

 f:id:zunzun428blog:20190726165058p:plain