ずんずんのずんずん行こう!改!

日々のこころのあれこれじゃよ

仕事の八割は根回しという話

それは昔々のお話です。

異動になったため、私は自分の仕事を新しく採用された人に引き継がなければいけませんでした。その新しく採用された人は中国人でありましたが、中国語のみならず英語と日本語が話せるというトリリンガルでありました。

その人に対して、懸命に英語で引き継ぎを行っていた私でしたが、私の英語があまりにもアレだったのでしょう。彼女はため息をついて「日本語で引き継ぎしていいっすよ」と言いました。バカにされたと思った私は悔しさのあまり、家に帰って5キロほどジョギングしました。腰を痛めました。

そうです、この中国人の新人は私よりも年上で、なかなか気の強い女でありました。自分の実力に相当な自信があったのでしょう。人に好かれようという態度が見受けられませんでした。引き継ぎをしていても「わかりますから」や「これはなんで私がやるんですか?」と言った具合に、ちょっと態度が上から目線でした。

それを元友人である香港人に愚痴を言ったところ、「そいつは文化大革命後に生まれた中国人か?」と聞いてきました。私は「え?年齢的にそうだと思うけど」と答えたところ、香港人はため息をついて文化大革命後に生まれた中国人はエゴイスティックなんだよ」といいました。なるほど、この感覚は我々が「バブルめ…」とバブル世代を憎む気持ちと非常に似ているかもしれません。なので、私は、この中国人の新人のことを心の中で文革さん」と呼ぶことにしました。

 

さてはてこの文革さん、後々わかるのですが、語学はできるけど仕事はできない女だったのです。

仕事って自分ができることを自分ができるように終わらせればそれで完了ってわけじゃないんですね。つねに「これでいいか」を周囲と上司たちとの調整同意形成を行って進めていくものなんです。つまり、人数が多い会社ほど根回し力が非常に大切になってくるわけです。

これって、別に誰かが教えてくれるわけではなく、体で覚えていくものでして、親切な上司でしたら毎回、個室で30分ぐらいたち説教して教えてくれるものかもしれません。うぐっ…うぐっ…(古傷が痛む)

 文革さんは、この根回し力が非常に下手でして、上司に確認せず自分が決めたことは全部正しいと思って仕事をすすめてタイプだったのです。

上司はそのため、自分の知らない間に色々なことが決まっており、ブチ切れまくっておりました。文革さんは上司に気に入られず、最終的に違う部署に飛ばされてしまい、私が元の仕事に戻されました。

 

-FIN-

 

終わっている場合ではありません。

なんか上司に理不尽に怒られてるな~とか何をしても怒られてるな~好かれてないな~と思っているなら、根回しが足りないのかもしれません。

上司、同僚、先輩によってアプローチ方法は違うのですが、その辺を考えずに

 

ありのままの私

 

でぶつかっていって生き延びられるのはアナ雪のエルザぐらいのものです。

お前はエルザか!?ちがうだろ!?モブなんだよ!!!

ゲームオブスローンズだったら開始2秒で、ギャー!ワ~!!って殺される通りがかりの農夫なんだよ!!!

 

警戒心が足りないと、文革さんみたいに大事故を起こすものです。

なので、ありのままの私でいるのをちょっとやめて、自分が考えていることが相手にとって望んでいることのなのかをちょっと考え、確認を常に行い、ダメだったら相手が何を望んでいるのかの同意形成して円滑に仕事を進めていってくださいね☆彡

 

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